高校生が使えるマッチングアプリってある?
そもそも高校生が使えるマッチングアプリってあるの?
恋愛に愛したいけど周りに良い異性がいないと嘆いている高校生も多いでしょう。一方で、周りはどんどんとカップルになっていく…。焦りも感じてしまいますよね。
そこで興味を持つのがマッチングアプリです。多くの大人が利用しており、恋活や婚活をしているわけ。
この記事では、高校生が使えるマッチングアプリを解説し、10代がアプリを使う際の注意点もご紹介します。マッチングアプリに興味を持っている高校生は、ぜひじっくり読んでみてください。
高校生がマッチングアプリを使っても平気なの?
18歳以上の高校生であれば、使えるマッチングアプリはあります。
しかし、すべてのマッチングアプリが高校生の利用を認めているわけではないので注意が必要です。
高校生のマッチングアプリの利用は基本的に不可!
すべてのマッチングアプリではありませんが、高校生の利用を認めていないマッチングアプリがほとんどです。
たとえば、有名マッチングアプリの1つであるペアーズの公式ページには以下のように記載されています。
第6条(利用資格)
1.日本在住の18歳以上(高校生は除く)で、交際相手がいない方、独身の方(現在離婚している方も含む)のみが、日本国内において利用可能な婚活をサポートするサービスです。
引用:ペアーズ
18歳未満でも年齢を偽ってしまえば登録できるのでは?
以上のように考えてしまう方もいるでしょう。しかし、マッチングアプリは基本的にマッチング後のメッセージ交換のタイミングで本人確認書類等の提出が求められます。
したがって、18歳未満の人は18歳になるのを待ってからマッチングアプリの登録を検討してください。
18歳以上でも使えないマッチングアプリが増えている
以前は、18歳以上であれば高校生でも登録できるアプリがいくつもありました。しかし、傾向として、18歳以上でも使えないアプリが増えています。
その理由の1つに、規制の強化があります。
インターネット異性紹介事業者は、インターネット異性紹介事業を利用する者が書き込みや閲覧をしたり、利用者同士がメール等で連絡を取り合ったりする際に、児童でないことを確認することが義務づけられています。従来は、利用者の自主申告により確認することが認められていましたが、(以下略)
以前のマッチングアプリ(出会い系サイト)は、利用者の自己申告制で年齢を確認していました。しかし、現在では公的書類(本人確認証類)などによる確認が義務付けられているのです。
以上の規制は厳しくなることはあっても緩くなることはないでしょう。18歳以上であっても高校生ということで利用を断るマッチングアプリは、今後も増えると思われます。
高校生でも利用可能な3つのマッチングアプリ
18歳以上でも利用できないマッチングアプリがほとんどです。
ただ、わずかながらに18歳以上を限定として高校生でも利用できるマッチングアプリはあります。しかし、そのすべてが安全とは言えません。
そこで、ここでは安全性の高い18歳以上の高校生が利用できるマッチングアプリを3つご紹介します。
- Tinder
- ゼクシィ縁結び
- マッチドットコム
それぞれの特徴も解説していくので、マッチングアプリに興味のある高校生はぜひ参考にしていってください。
Tinder
運営会社 | Match Group(マッチグループ) |
会員数 | 全世界で1,070万人以上 |
登録者の年齢層 | 20代から30代 |
目的 | デート、恋活、婚活 |
料金 | 男性:月額制、女性:無料 |
Tinderは世界的に有名なマッチングアプリで、総会員数は1,000万人を超えます。無料で出会える可能性もあるアプリであり、アプリにそれほどお金をかけられない高校生でも利用できるでしょう。
Tinderの規約には以下のような事が書かれています。
なりすましや青少年がトラブルに巻き込まれることを防ぐため、Tinderでは日本の関連法規に基づき、18歳以上であることを確認しています。
引用:Tinder
年齢制限は設けていますが高校生に関しては記載がないため、18歳という年齢をクリアした高校生であれば登録可能なのです。
Tinderを無料で利用するためには、マッチングした相手が有料会員である必要があります。相手が有料会員であればマッチング後にメッセージができるようになり、デートの約束をすることも可能。
高校生がTinderを利用する際に上手く活用してほしいのが、ディスカバリー設定です。ディスカバリー設定では相手との距離を設定できます。高校生は移動距離の範囲が基本的に狭いと思われるので、なるべく近場の相手を探すようにしましょう。
井上
高校生の場合は、20歳以上などあまりに年上の相手は望んでいないと思います。高校生ということもあり、大人と恋愛関係および肉体関係に発展すると問題が起こることも考えられます。なので、なるべく同世代の相手の中から探してみてください。
以上のディスカバリー設定をすることで、距離および年齢の条件の合う人のみが検索結果に現れるようになります。
井上
Tinderは18歳以上であれば高校生も利用できるということで、若い登録者が多いです。特に18歳から25歳のZ世代の会員数は他のマッチングアプリと比較しても多い印象があるので、同世代の相手を探しているならTinderがおすすめですよ。
Tinderが自分にあっているかより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
参考Tinderはやめた方がいい?使うべき人と使うべきじゃない人を解説
ゼクシィ縁結び
運営会社 | 株式会社リクルート |
会員数 | 210万人以上 |
登録者の年齢層 | 20代から30代 |
目的 | 婚活 |
料金 | 男性:月額制、女性:月額制 |
ゼクシィ縁結びは婚活を目的としたマッチングアプリであり、会員数は210万人以上です。男女ともに月額制を導入しており、婚活に意欲的な男女が多数登録しています。
婚活を目的としたアプリですが、18歳以上であれば高校生でも登録可能です。公式ページには以下のように記載されています。
登録に際して条件はありますか?
(中略)
・18歳以上、かつ独身であること
引用:ゼクシィ縁結び
18歳以上であり、独身であれば登録できるとしているので、高校生でも18歳以上で独身ということであれば登録を拒否されることはありません。
井上
サポート体制が整っているのもゼクシィ縁結びの大きな特徴の1つです。
特に注目してほしいのが、業界初の取り組みであるコンシェルジュによるデート調整代行です。2人が安心してデートできるように、コンシェルジュが日時と場所を調整してくれます。「どのようにデートの約束をしたら良いのか分からない」という方でも安心して利用できますよ。
デート調整代行のサービスで注目なのが、個人の連絡先を教え合わなくてもデートできるというところ。ゼクシィ縁結び側は携帯番号を確認しますが、相手に伝えられることはありません。次回のデートの予定を立てるまではサービス上のやり取りだけで済むので、極低リスクです。
一方で、注意したいのが料金でしょう。
ゼクシィ縁結びは男女ともに料金が発生するマッチングアプリです。1か月プランはApple IDの支払いで税込み4,900円、Google Playの支払いで4,990円です。クレジットカードの支払だと少し安くなりますが(税込み4,378円)、高校生なのでクレジットカードは持っていないはず。
高校生にとっては負担になる金額なので、その点は理解したうえで登録するか判断しましょう。
マッチドットコム
運営会社 | 株式会社エウレカ / Eureka, Inc. |
会員数 | 200万人以上 |
登録者の年齢層 | 20代から30代 |
目的 | 婚活 |
料金 | 男性:月額制、女性:月額制 |
マッチドットコムは、婚活を目的としたマッチングアプリです。会員数も200万人以上と、ゼクシィ縁結びと同等の規模を誇ります。24か国でサービスを提供しており、国際結婚を望んでいる方から支持されているアプリです。
こちらも18歳以上であれば、高校生でも登録可能です。公式サイトの利用規約には、以下のような記載があるので確認しておきましょう。
2.利用資格
本サービスにアクセスし利用するには、少なくとも18歳になっていることが必要です。また、独身であることが本サービスの利用には必須条件となります引用:Match.com
マッチドットコムの最大の特徴は、婚活目的の割合が極めて高いところ。9割を超える人が婚活目的で登録しているため、高校卒業後すぐの結婚を考えている方にとっては選択肢の1つに入ってくるでしょう。
ただ、若干使い方が難しい面もあり、共通の趣味や相性などで探すことはできません。アプリが使いづらいといった声も多いので、利用には注意が必要です。
マッチドットコムの年齢層は比較的高いことでも知られています。
当サイト調べのマッチドットコムの年齢層は以下のとおりです。
年代 | 男性 | 女性 |
20代 | 10.2% | 17.2% |
30代 | 13.6% | 29.7% |
40代 | 61.4% | 36.9% |
50代 | 14.8% | 12.9% |
以上のように圧倒的に多くなっているのが40代です。20代などの若い層の登録者の割合は限られているので、年上が好きという方でなければなかなかマッチする相手は見つからないかもしれません。
井上
高校生がマッチングアプリを利用する際の注意点
18歳以上であれば高校生でも利用できるマッチングアプリはありますが、高校生の利用には一定の危険性があることも事実です。
ここでは、高校生がマッチングアプリを利用する際の注意点を解説します。
マッチングアプリの利用を検討している高校生は、登録する前に目を通してください。
- 年齢を偽るのは厳禁
- 時間帯や会う場所に注意する
- 出会い系サイトは利用しないこと
- 個人情報の取り扱いに気をつける
- 本人確認や年齢確認不要なアプリは避ける
- 無料アプリは注意
年齢を偽るのは厳禁
多くのマッチングアプリは18歳以上でも高校生の登録を禁止しています。さらに18歳未満であれば、マッチングアプリへの登録はできません。
そこで、「家族の本人確認書類(運転免許証など)を使えばアプリを利用できるのでは?」などと考えてしまう高校生もいるでしょう。
確かに、家族の書類を利用すればアプリに登録できるかもしれません。しかし、何かしらのトラブルを起こしてしまえば家族に迷惑をかける事になるでしょう。身分を偽っているので、発覚すれば強制退会になります。
さらに、犯罪を犯した場合に限定されますが、「身分詐称詐欺」と呼ばれる罪になる可能性あります。
身分詐称詐欺とは
身分詐称詐欺とは、健康保険証やパスポート、運転免許証の番号など身分を証明する際に必要とされる個人情報を獲得し、他人を装い、詐欺などの犯罪を実行することをいいます。
引用:イーコールズ株式会社
時間帯や会う場所に注意する
高校生の場合、肉体関係に発展すると大きな問題になる可能性があります。したがって、そのリスクを少しでも下げるために、時間帯および合う場所には十分に気をつけてください。
- 夜のデート(18時移行)
- カラオケやホテルに行く(密室へ行く)
- ドライブデート
以上に該当するような会い方は厳禁です。デート中に暗くなってきたら、門限などを理由に帰宅しましょう。また、デートするのは必ず人混みの多い街なかにして、密室や個室は避けるべきです。
出会い系サイトは利用しないこと
マッチングアプリと出会い系サイトは同じように見えますが同じではありません。
マッチングアプリは恋活や婚活で利用する方が多く、比較的真面目な利用をしている方が多いです。一方で出会い系サイトはセフレやパパ活・ママ活、浮気や不倫といったものが多く、不真面目な目的で利用されていることが少なくありません。
また、マッチングアプリは月額固定なので、使いすぎてお金がかかるということはありません。一方で、出会い系サイトはメッセージ1通50円など従量課金制なので、高額の料金が発生することもあるので要注意です。
個人情報の取り扱いに気をつける
個人情報を知らない人にまで公開してしまうと、犯罪見巻き込まれる恐れがあります。InstagramやTwitterのIDを公開しただけで、家や学校が特性されることまで考えられるのです。
アプリ内でもやり取りはできるので、実際に会うまではアプリ内のみのやり取りにとどめましょう。出会って信頼できる関係になったら、LINEなどを教え合うのがおすすめです。
本人確認や年齢確認不要なアプリは避ける
認可されているマッチングアプリは、身分証明書による本人確認と年齢確認をおこなっています。つまり、それらがおこなわれていないということは違法アプリとなるのです。
本人確認なしのアプリには、悪意のあるユーザーも紛れ込んでいます。犯罪に巻き込まれる恐れもあるので、絶対に登録しないでください。
無料アプリは注意
マッチングアプリの中には、無料で利用できるものもあります。高校生は学校もあるのでバイト代も少ないでしょう。月に使えるお金が限られている状態であれば、無料のほうが魅力的に感じるはずです。
しかし、無料アプリは軽い気持ちで使っている会員が少なくありません。遊び目的で登録している人もいます。
井上
無料なので、管理にお金がかけられません。したがって、悪質ユーザーがいたとしても排除されないままというケースも多いです。
マッチングアプリは怖い?高校生でも使えるトークアプリは出会いにおすすめ?
マッチングアプリにはさまざまな問題があり、高校生が取り扱うには難しいことも事実です。そこで、馴染のあるトークアプリを利用したいと考えている方も多いのではありませんか?
結論から言うと、トークアプリは出会いにおすすめできません!
- 星の王子様メッセージ
- 焚き火チャット
- Discord
- ランダムチャット
- ORCA
- LEMON
- サークリー
以上のような人気トークアプリには、地域を限定してユーザーを探す機能などもあります。高校生の利用も制限されていないこともあり、「高校生の出会いにおすすめなのでは?」と勘違いしている方も少なくありません。
実は、トークアプリでは出会い目的での利用を禁止しているのです。
知らない人に個人の連絡先を教えたり、実際に会ったりすることで、何らかの事件やトラブルに巻き込まれてしまったり、危険な目に遭ってしまったりする可能性があります。そのため、オープンチャットでは個人情報の交換、1:1の出会いを固く禁じています。
引用:LINE オープンチャット
井上
マッチングアプリは難しい!高校生が異性と出会う方法5つ
高校生は使えるマッチングアプリも限られています。お金がかかるアプリもあるので登録を躊躇している方もいるでしょう。
18歳以上であり、高校生が禁止されていないマッチングアプリを利用すること自体は問題ありません。しかし、マッチングアプリは難しいことも事実なので、まずはその他の方法で恋人を探してみてはいかがでしょうか。
ここでは、高校生が恋人と出会える5つの場をご紹介します。
- 学校や塾
- バイト先
- 同窓会
- 友だちの紹介
- 部活
学校や塾
高校生が最も出会いやすい場所なのが、高頻度で訪れる学校および塾です。異性と日常的に出会える場所であり、顔見知りであるからこそ話も進みやすいでしょう。
同じクラスに良い人がいない
以上のような方もいるかも知れません。その場合は、委員会や部活に積極的に参加し、クラス以外の異性と仲良くするチャンスを広げてみましょう。
バイト先
高校生で恋人がいる人の一定数が、バイト先で出会っています。
高校生になり、飲食店などで働くこともあるでしょう。同じところで働いていると仲間意識も芽生えます。気がついたら仲良くなっていることもありますよね。
バイト先で恋人を見つける際は、長期バイトをおすすめします。長期バイトのほうが人間関係が築きやすく、チャンスはより多くなるからです。
井上
同窓会
小学校や中学校の同窓会が開催されたら、そちらに参加してみるのもおすすめです。同級生と再開し、恋愛関係に発展するというケースは少なくありません。
井上
友だちの紹介
友だちに異性を紹介してもらうのもおすすめです。
すでに恋人がいる友だちがいたら、その友達の恋人に誰か紹介してもらえないかお願いしてみてはいかがでしょうか。
井上
部活
部活は基本的に男女で分かれていますが、同じ競技であればそれなりに交流があるものです。
陸上部やテニス部、バレー部やバスケ部など、男女一緒の場所で練習することも少なくありません。定期的に顔を合わせることになり、徐々に仲良くなって交際が始まるということも考えられますよ。
高校生が使えるマッチングアプリのQ&Aコーナー
高校生と大人がマッチングアプリで出会ってセックスしたらどうなる?
大人側が青少年育成条例違反(淫行条例違反)に問われる可能性があります。もちろん。真摯な交際関係がある、または青年同士であれば問題ないとされています。しかし、大人と高校生の肉体関係には大きなリスクがあることも事実です。
高校生がマッチングアプリで恋人を作るのって簡単?
難しいです。前述したように、大人が高校生と肉体関係を持つと条例に違反する可能性があます。かりに条例に違反したとなると、東京都の刑罰は2年以下の懲役または100万円以下の罰金です。高校生同士の恋愛であればリスクは基本的にありませんが、そもそもマッチングアプリに登録している高校生の数は限られているのが現状です。
高校生が使えるマッチングアプリまとめ
高校生が使えるマッチングアプリを紹介しました。
18歳以上という条件をクリアしている高校生であれば、以下の3つのマッチングアプリを利用できます。
- Tinder
- ゼクシィ縁結び
- マッチドットコム
しかし、これらのアプリは基本的に高校生向けではありません。Tinder以外はそれなりのコストも発生します。高校生のバイト代で月々の支払いというのは難しいでしょう。
もちろん、高校生でマッチングアプリを利用すること自体は否定しません。しかし、様々な制約があることも事実なので、高校を卒業し収入が安定してきてから参加することをおすすめします。